インストラクター紹介

 
遺伝も思い込みも超えていく、頂点の指導者。

元吉 弘樹(もとよし ひろき)

経 歴

  • 東海大学湘南校舎体育学部体育学科卒業
  • 中/高保健体育第一種教員免許
  • 日本赤十字社救急法救急員
  • 公益財団法人 日本体育協会スポーツリーダー
  • 野球10年サッカー5年ライフセービング4年
  • 全国高等学校野球選手権大会千葉県予選 準優勝(レギュラー)
  • 日本学生ライフセービング選手権大会ビーチフラッグ 5位
  • 90mスプリントリレー 準優勝
  • 全日本ライフセービング選手権大会ビーチフラッグ 決勝進出
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元吉 弘樹

最初は体育教師志望でした。

私は高校まで野球をやっていました。小学校3年からなので、通算で10年ほどになります。大学時代は教師をめざしていたのですが、代表の小倉に声をかけられて入社を決めました。もともと指導というか、人に物を伝えることが好きでした。相手が何かできるようになったり、そこで感動したりする姿を見ると、自分も嬉しくなります。だから「1対多」で教える体育教師になろうと思っていたわけです。でもアクアに入って、マンツーマンで教える楽しさも知りました。

教え子のお母さんが泣くほどの成長。

これまでコーチをやっていて印象に残ったのが、教え子がリレーの選手になれたことです。実はそれだけだとよくあるケースと言えますが、その子は運動が全く苦手。特に運動をしていなかったのに、リレーの選手に選ばれたわけです。その時はお母さんに、泣きながら「ありがとうございます」とお礼を言われました。私自身もすごく感動して、記憶に強く残っています。
リレーの選手には、ふだんからサッカーや野球などを普段からやっている子がなりやすいもの。そういう子たちに勝てた経験は、人生にとって大きな成果だと思います。しかも指導は週に1回だけでしたから。ちなみにその子は、中学に進学したら陸上部に入りました。

強い心に、技術と身体がついていく。

たとえばかけっこなら、誰でも速くなれる可能性があります。もっと言えば、速く走れるようにする自信があります。私が常に意識しているのは、心技体の融合です。私の持っているクラスでは必ず挨拶をしっかりさせますし、私も顔を見て話すように心がけています。レッスンでたとえキツかったとしても、「どうしてそれが必要なのか」を丁寧に説明しながら強い心を作り、並行して技術や体力を付けていくようにしています。

トレーニングの意味を説明し、納得してもらう。

元吉 弘樹

ただ厳しいだけの指導は、決してしません。私自身が中学校時代にそのスタイルで嫌な経験をたくさんしました。理不尽に走らせ続けるとかは、まったく意味がないとすら言えます。相手が子どもであったとしても、理論の説明はきちんとした上でトレーニングに取り組んでもらいます。「いまはちょっとつらいけど、次のステップに行くためなんだよ」と、伝えることが大事です。そしてつらい部分でがんばれたというのは、運動だけでなく社会に出ても役立つはずです。壁にぶつかったときに運動の体験を思い出して、乗り越えてくれれば良いな、といつも考えています。

遺伝は関係ないので、保護者の方はご安心を。

保護者の方の悩みとして、「遺伝でやっぱり走るのが遅いのでしょうか」というケースは多いです。でも私は、遺伝は関係ないと考えます。現実的には、保護者の方がふだん運動しないので、子どもも動かなくなってしまうんですね。だから本来、育っていく部分が伸びていかないわけです。また今の時代、走る場所も時間も取りづらいので、余計に遺伝と思い込みやすくなっていると言えるでしょうか。私の両親も、特に運動神経が優れていたわけではありません。父が野球好きで私も興味を持ち、さらに友だちと遊ぶ中で運動能力が高まったと自己分析をしています。

「できない」は思い込み、必ず速くなれます。

アクアのかけっこ塾でもっとも言いたいことは、「誰でも速くなれる」です。どうせ速くは走れないと思い込んでしまっている子たちを、すくい上げたいと思います。そうするには、子ども達がもっと運動に親しんで、達成感や爽快感を味わえる環境づくりが非常に重要。場所とスキル、両方を提供できる我々の価値を、もっと打ち出していきたいと思っています。
現在、東京都内が主なレッスン場所となっていますが、それだけではもう足りない状況です。日本全国、どこでもできるように広げていくのが、当面の目標です。かけっこ塾の全国展開ですね。

本人も気づかなかった才能を伸ばします。

元吉 弘樹

運動することが楽しくなる、これは未来の受講生にお約束できます。走ることから別方面の才能に気づくこともありますし、違う運動に橋渡しもできます。私の教え子に、中学校入学を機にテニスから陸上に転身した子もいました。一方でボールを扱う感覚が優れているので、「サッカーやったら?」と勧めた例もあります。何もスポーツをやっていなかった子であれば、なおのこと考えもしなかった選択肢が見えて来ることでしょう。まず走りを鍛えて、そこから運動全般に視野を広げる。かけっこ塾に来れば、人生の幅まできっと広がると思います。

だいじょうぶ
私が走りを変えてみせます!
元吉 弘樹

担当クラス ●TEAM:東京体育館クラス
●パーソナルレッスン
 
 スポーツは苦手だった。
 だから分かる、その気持ち
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鈴木 豪(すずき ごう)

経 歴

  • 経   歴:信州大学教育学部卒業
  • 競 技 歴:陸上競技:中学~(継続中)
            専門種目:長距離走(3000m~ハーフマラソン)
  • 生涯指導歴:4年 400人超 3,000レッスン超(2024年1月現在)
  • 指導内容 :
       【走り方(徒競走・短距離走・長距離走共通)】
        フォーム改善、瞬発力・敏捷性強化、スタート動作、カーブの走り方
       【運動遊び】
        走ることを中心に据えたゲーム的内容をキンダークラスを中心にご提供
       【長距離走】(冬のコーチクラス・通年パーソナルレッスン)
        ・運動不足改善のためのジョギング→辛くならない・嫌いにならないを目標に
        ・学校の持久走対策→通われている学校のご事情に合わせて
        ・競技会出場へ向けた練習→心肺機能の改善・筋持久力の向上、経済性の改善、それらの改善に適した負荷の算出
       【リレー】(冬~春のコーチクラスを中心に適宜)
        バトンを渡す側、バトンをもらう側双方のコツ
       【その他陸上競技】
        ハードル、競歩、跳躍、投擲いずれもルールや、基本的な動作に関する指導とそのためのトレーニング対応可
  • 資   格:
       日本陸上競技連盟 公認審判員B級
       日本陸上競技連盟 公認ジュニアコーチ
       日本スポーツ協会 公認スポーツリーダー
       日本スポーツ協会 公認陸上競技コーチ
       小学校教諭一種免許状
       中学校教諭一種免許状(社会科)
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走ることに限らずスポーツ全般が苦手な子どもでした

 私自身は小学生の時、足が遅い方でした。中高生の頃も短距離走は速くなかったです。小学校~高校まで運動会や体育祭のリレーの選手に選ばれたことはありません。徒競走で1着になったことはありませんでした。
 むしろ運動全般が苦手で体育は嫌いな教科でした。両親は、特に泳げないことを心配して小学2年からスイミングスクールに通うことになりました。小学6年まで通い続けた結果、四泳法すべて泳げるようになりました。しかし、今日の私を形作る上でもっと重要な変化はほかにありました。

持久力が向上してスポーツ全体への苦手意識も和らぎました

 小学校低学年の頃は、他の運動と同様に持久走も当然苦手でした。箱根駅伝の中継をみて、「なぜあんな苦しそうなことをしているのだろう」と疑問を持ったことを覚えています。小学校の行事として毎年11月頃に持久走大会があり、3年生までは、具体的に何位だったか思い出せないほど後ろの順位でした。しかし、スイミングスクールに通い続けるうちに心肺機能が強化されていました。4年生の時の持久走大会では上位に入賞できました。客観的に考えれば相変わらず、徒競走を含め、多くのスポーツは苦手なままです。しかし、私自身のスポーツへの苦手意識は和らいだ、と今になって考えると、そう思います。

中学で陸上競技を始めて、高校、大学、現在も

 4年生以降もどんどん上達したので、持久走がおもしろくなっていきました。中学生になり、陸上競技部に入って、長距離走に取り組みました。中学1年生の頃は、サッカー部や野球部の生徒に勝てませんでしたが、部活動での練習に励んで、中学3年生になる頃には学年トップの持久力を身に着けていました。
 中学で陸上競技を始めたとき、高校でも続けようという考えは持っていなかったと思います。しかし、中学の部活を引退する頃、部活動を通して充実した日々を過ごすことができたことから、高校でも続けたいと思うようになっていました。そして、高校の陸上競技部に入部する以前から大学でも競技を続けたいと思っていました。今でもトレーニングをして、競技会に挑戦し続けています。
 運動が苦手だったはずなのに、大人になっても競技を続け、その上、生徒に走り方を指導する立場になりました。人生何があるか分かりません。

水泳はスイミングスクールで習うことができた
しかし、走り方を教えてくれる人はいなかった

 陸上競技を続けていくなかで、幼い頃に誰かが走り方を教えてくれれば、あの時もっといい記録を出せたのではないか、そんな風に思うことがあります。私が所属した陸上競技部では、顧問の先生はいましたが、監督やコーチといった指導者はいませんでした。たくさん走り込んで、心肺機能を発達させる練習は専門の指導者がいなくても実践することができました。一方で、長距離走であっても、体力を無駄遣いしないための効率の良い走り方をしなくてはなりません。私はついに、そういったものを学ぶ機会を得ることができず、また、当時の私はそういった能力が必要だという発想を持つこともできていませんでした。
 大学以降になって勉強して、どのように身体を動かせばいいか、どういった練習が必要か、などを知ることができましたが、後になって学んでも小学生だった時間も、中学生だった時間も、高校生だった時間も、もう帰ってくることはありません。陸上競技に限らず、多くのスポーツは走運動を伴います。私自身の後悔から、走り方を人から習う機会の必要性を強く感じます。
 スイミングスクールは街で良く見かけますが、走り方を教えてくれる教室はどれくらいあるでしょう?一般的に広まっているとは言えません。私たちの活動を通して、走り方を人から習うというスポーツの一つの在り方を浸透させていきたいです。

私のレッスンプラン、生徒に身に着けてもらいたい力

 スポーツ分野の学問を修めた方なら、誰しも理想的な走運動、身体の使い方に関する知識をお持ちかと思います。子どもに対するレッスンでは、それをどう伝えるかが大事です。大人と同じようには考えていないどころか、思いもよらない考え方を持っている場合もあります。教育学部で培った知識と現場での経験を活かして、一人一人に分かってもらえる表現をすることを心掛けています。
 走り方のコツと一口に言っても、その要素は多岐にわたります。一つ一つレッスンのなかで紹介して行きますが、全てを一編に取り入れて走ることは、まずできません。生徒自身が1つだけ意識することを決めて走る、つまり考えて走ることを中心に指導しています。学業だけでなく、スポーツでも頭を使うことが大切です。遺伝や、いわゆる運動神経だけが、身体能力を支配しているわけではありません。
 私自身の競技は長距離走であるため、短距離走の走り方は、指導を初めてから勉強したところもあります。新しい発見も多く、私自身の長距離走のパフォーマンスも改善することができました。すでに持っている考え方にとらわれず、最新の知識を取り入れながら指導に活かしていきます。生徒との関わりのなかでの発見も多く、私自身学びの連続です。
 生徒にはレッスンを通して、走り方が上達するだけでなく、「走ることが苦手でなくなったからサッカーがやりたくなった」、「走る練習のなかでジャンプが得意なことが分かったから走幅跳に挑戦したい」、などの新しい目標を見つけてもらいたいです。スポーツとは関係ない形でも、その後の道を切り拓くための頭の使い方や心構えを身に着けてもらいたいです。

走り方に止まらず
非認知能力を培うレッスンを
鈴木 豪

担当クラス ●TEAM:東体クラス/目黒クラス/渋谷クラス
●パーソナルレッスン

他3名